VOL.77 「LILOでウロ・キョロ」
私のサブ・マシン、メインのアップグレード
とともに必然で更新されたわけなんですが、
それに伴いOSの方もWin98からMeへと、この
際新しくしたんです。Linuxの方はといえば
こちらは相変わらずRedhat7Jを入れようと
したのです。
やっぱりだいぶ前からRedhatなんで、慣れた
ディストリビューションがいいかなと思って
ね。

Linux、インストールに関しては、過去に無事
インストール出来ている実績があるので、
特に何の問題もないと思っていました。
さらに、今回ハードディスクの容量も6.2GB
から18.0GBに大幅に増量したので、
インストールの際に容量を気にしながら、
あれこれ入れるのを選択する必要もないので
余裕で楽チンと、ほとんど口笛気分でした。

しかし、ビデオカードの方はちょっと不安も
ありました。以前のがi740搭載の8MBメモリの
ビデオカード。それが今回、RIVA.TNT2の
Ultraというのになったわけなんです。
ビデオメモリも一挙に32MBになりました。
これがちょっと前までメインのマシンで動いて
いた環境なんです。

i740では問題なく動いていましたが、実際
試してみないと新しいビデオカードで動く
なんていう保証はないものなんで、
こればかりは心配していました。
しかし、インストール時、RIVA.TNT2.Ultra
の選択肢があったので、ひとまずは安心して
解像度などを任意で選択して
(でないと、以前自動認識とかに任せて
高解像度になって、動きがぎこちなくなって
困ったことがあったので・・)
テスト表示してみたのですが、あらら・・
画面が固まってしまった。

メモリー容量なんかも正しく選んでやって
みても、テストすると固まる。
ということで、テスト表示なんかをスキップ
してやってみる。
モニターの選択も以前は確かに私のモニター
型番があったのに、今度はないぞ・・
だから、また手探りで見当つけてやってみる。

結局、インストールの過程を何回かやってでた
結論らしいのが、ビデオチップはUltraでなく
ただのRIVA.TNT2。ビデオメモリーは32MBで
なく16MB。
モニターはM社製だけど、M社でないもの。
しかし、これはあくまで試行錯誤のなかでの
「まだ正解に近い方」なのかも知れないけどね。

しか〜し、ここで、最大の難関があった。
Linux、起動フロッピーからは起動
するのだが、LILOをハードディスクに入れて
MBR書き換えて実行しようとすると、「LI・・」
のところで止まってしまうのである。必ずそこで。
それで、あちこち参考になる本とか読んでみると
割とポピュラーな症状でパーティション分割した
際に、2GB以上Linux nativeに容量取ると出る現象
らしい。
で、何?BIOSのLBAを有効にせよか・・で、
LBAて何だ?

とまあ、いつもの調子ではあるけれど、我ながら
問題解決の方向を見つけてLBAも調べて、ダテに
週刊アスキーの「東京トホホ会」読んでないわい
と呟いたりした。
LBAを有効にした。だから、もう順調にLILOと表示
されて、起動するはずだった。でも、起動しない。
何でなんでしょう??マイドの事やけど。
きっとLILO入れる場所に問題があるのかも・・
でも、もう面倒なので入れ直ししないもんね。
「LILOでうろ・きょろ」のお題どおり、この関係
だけでも、どれだけ時間かけてインストール
繰り返したものやらー。

いいもんね。フロッピーから起動するもん。
(しかし・・遅い。とほほ)



 平成13年1月16日

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