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VOL.114「トホホ・メール」


最近、ウィルスメールがやたらと多い。世界的に大流行中の
MY DOOMというヤツだ。添付ファイルを開けたら感染し、勝手
にあちこち同様のメールを送りつけるという類のものだ。

しかし、実際感染したと言う訳じゃんじゃない。私のレンタル
サーバー、ウィルスが来たら「来ましたよ」「で、そのままに
してあります」という感じでその場で遮断してくれているのが
嬉しいのだ。

だから、今までにも直接被害に遭ったことは無いのだ。それか
ら、「ウィルス対策ソフト」もメインのパソコンには入れてあ
るし、ルーターを介してポートの振り分けも行っているし、そ
こそこ対策を講じていると思っている。

しかし、何が「トホホ・メール」なのか?それは、別の話にな
るが、これまた典型的なお約束の例の見に覚えの無い「債権取
り立ての通知」である。

まあ、ウィルスもそうだけど、私ホームページを公開してメー
ル・アドレスも出しているんで、しょうがないと言えばそれま
でだが、その手の「取り立てメール」を最初見たときはやはり
驚いたし、大いに恐かった。

どんなメールかは、私の「徳島トホホ会」のホームページ に2例
ほど、サンプルを掲示しているのでそれを見ていただくとして、
他人事ながらこんな嘘くさい簡単な仕掛けで本当に儲かるのか
と思うのだ。

内容でよく出てくる
「当方はただ債権取り立てを譲り受けた者、だから債権の内容
についてはそのサイトで確認してー」「法的手段を取る」「取
り立てに直接職場まで行く」「その費用も頂く」「延滞利息」
「このメールについて問い合わせは受けられない」「指定の口
座に振り込め」とかもううんざり、いい加減にして欲しい。絵
に描いたような悪質不良メールで、掲載の口座とかから尻尾を
つかめないものかといつも思う。

しかし、この口座自体も最近ニュースになったりした違法売買
によって得たものだろうから、捕まえられないのかなー。
しかし、受け取った時は毎度本当に「トホホ」な気分になる。
巷の「オレオレ詐欺」同様、世の中悪い奴は居るもの。それで、
実際被害にあったりするから続けて無くならない。
どうも、見る度に殺伐として暗い世の中だと思ったりする。




2004年1月31日


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