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VOL.122「ATX・中途半端な時期」


日頃、思い悩む次期主力機の構想、結論から言うと何だか時期的に中
途半端な思いがある。というのも、プレスコット・ペンW用チップセ
ットも新しくなって、すぐにでも飛びつきたいのはヤマヤマなんだけ
ど、そうもいかないと今まで躊躇してきた理由は、そうマザーとかの
次期規格BTXの存在なのだ。これは、何度も書いてきたと思うが・・。


しかし、いつになるか分からぬ物を当てにするほど暇でもない私は、
前回の更新からもう1年以上経って辛抱も限界だし、雑誌を読むと、
このBTX規格、市場に出回るのは来年とか、さ来年とか気の遠くなる様
な事を書いているし、今回とうとう更新の実行に踏み切ったのである。

まずは、問題のケースであるが、もちろん市場にはATXしかない(一
部クーラーマスターがBTXとの兼用みたいな感じで売り出していたけ
ど、最近何故か見ない)ので、今回のテーマ「中途半端」な気持ちは
拭えないけれども、買ったのはそのATXだ。

星野金属のフル・アルミケース「ALTIUM S8 ATHENA」という製品であ
る。色は白。サイドとかはフル・メッシュになっていて、格好良い。
何でもこれ、販売終了になるみたいで「秋のきのこセール」とか銘打
って、確かに平常価格より1万円弱安いのである。
前々からこのケースはシンプルで気に入っていたので、丁度いいタイ
ミングで安売りがあったと言う訳である。


しかし、なぜ今でもケースはミドルタワーが4つも5つも家にあるの
に買うことになったのか、それは、アルミ製が欲しかったのと、未だ
に念願の叶わない「水冷」への思いがあるからだ。そう、ケースを星
野金属製にしておけば、そのうち出るだろう水冷キット「AquaGizmo」
のLGA775版をすぐにでも導入できるだろうとの読みである。

それから忘れてならないのが「電源」だ。新マザー、売りのPCIエクス
プレスとか魅力的だけど、電源コネクタ自体も今までの20ピンから24
ピンに変わっており、多分今の20ピンでも動くだろうとは思うけれど
やはり何だか不安で、この際24ピンの正式対応版が欲しかったのだ。
だから、ケースとともに、SO-JET製の24ピン電源520Wを買った。

通販で買って、現物は今来ていない。今週末にも来ると思うのでこれ
からがいよいよ本格的に「自作」の始まりである。DDR2がさらに安く
なるように祈って、また、CPUそのものをどのGHzで辛抱するか、など
楽しい悩みも尽きない。
で、最初に帰って、もう買った以上、中途半端な気持ちではなく、こ
んな風に思う。

「BTXよ、しばらくはこの世に出てこないでおくれ。」

次回のトホホ話では、進んだ自作記を書けると思うので、こうご期待!




2004年9月28日


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